ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました
村の周囲にはテントが張られ、炊き出しが行われていた。騎士達が慣れない料理をしているようだった。

村人達は、ホッとした様子で配られた料理を食べていた。

「アステリア。国が、国民達はこのような状況で、貴族はよく、毎夜毎夜と暢気に夜会を開いていたものだな。恥ずかしくなる」

「仕方がないわ。貴族が経済を回さなかったら、人々の暮らしが成り立たないのだから」

「それは、そうだが……私は、何も見えていなかったのだな」

「誰だってそうよ。すべて、見えている人なんて、いないわ」

「恥ずかしいのは貴族達でなく、私だったのかもしれない」

それに気付いただけでも、大きな一歩だろう。きっとこれから、できることが増えるはずだ。
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