ゲスです、ごめん

4人目

1話

中学3年生に上がり仲のいい男友達が3人いました。



1人目はチビでデブの須賀くん。



彼は面倒くさがりで勉強も出来ず、教室のパイプ椅子で遊びすぎてパイプが折れて怒られてました。(伝説話)



今は演技者であり身長も高く、デブがスマートになってます。



人は変わるもの。




2人目はチビで猿の中羽くん。



彼は勉強がめっちゃ出来て優等生です。



クラス委員をするタイプ。



今も昔も真面目は変わってなく、めっちゃギャグ線高く面白い。



3人目は当時学年でイケメンと言われてた松林くん。



彼は勉強も出来てスポーツも出来て顔もそこそこイケメンでした。



そんな3人と同じ班で1年間仲良くしてました。



3対1で女ひとりの私は周りから



｢ビッチ｣｢男好き｣と言われてました。



(言わせとけ。ほざけほざけ。羨ましいんだろ)



夏の体育祭が終わったあたりから、松林くんとの距離は近くなりました。



私がアホなので、ボケると構ってくれます。



そしてついにお互いがお互いのことを好きと分かり合いました。



(付き合う前の好き好き感が1番恋愛の楽しいところなんですよね！！)



でも、付き合うのが遅かった。



両思いと分かってからも今の関係を壊したくなく友達の関係でいましたが、



高校受験日の前日に



｢付き合おっか｣と言われ



晴れて恋人になりました。



(元カノにめっちゃ睨まれるし｢私松林くんの元カノだよぉ｣てわざわざ報告まで入れて…分かってるわ!!でもお前は過去の女じゃ！って言ってやりたかった)