「悪」が似合わない君と。



今日ほど長い1日は珍しい



静かな隣の席



一時間が本当にだるかった



やっと1日にが終わった



今日は仕事ないし、家でゆっくり休もう


トボトボと校門に向かう


「おい」





聞き慣れない声に振り向くと


あ、確かこの人は…


カイさん?


「お前が篠瀬美花か?」


「は、はい」



カイさんはなんの表情も読めない顔で私を見据える


「ちょっと来い」



ひ、ひえぇ

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