明日は明日の恋をする
会社の前に着いた。改めてビルを見上げる。
『進藤コーポレーション』
今、急成長を遂げている企業らしい。大企業と呼ばれる日も近いとか…。そんな企業のトップに立つ社長とお知り合いになるとは、人生何が起きるか分からないものだ。
それにしても、入り口で待っているはずの高瀬さんの姿はない。
「会社の前で待ってるって言ってた…よね。」
辺りを見回してみるがやっぱり居ない。
どうしよう…。
ここで待ってたらいいのかな?でも急ぎでって言ってたしなぁ。
「よし。」
私は勇気を出して会社ビルの中へ入った。そして受付嬢のところへ足早に歩く。
「あ、あの…秘書課の高瀬さんをお願いしたいのですが…。」
緊張して早口になってしまった。
「秘書課の高瀬…ですね。失礼ですが、お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
「は、はい。水沢と申します。」
「…それでは少々お待ち下さい。」
受付嬢はどこかに連絡し始めた。
「お待たせ致しました。高瀬よりもう少し待ってて欲しいとの伝言を承りました。よろしければあちらのソファーでお待ち下さい。」
「はい…ありがとうございます。」
私は入り口横にあるソファーのところに移動してちょこんと座る。
「すみません。お待たせしました。」
しばらく座って待っていると、高瀬さんが小走りで私の元へ来た。
「いえ…あ、これで大丈夫ですか?」
私は立ち上がり、持っていた茶封筒の書類を高瀬さんに渡す。すると、高瀬さんは茶封筒の中を確認し始めた。
「はい、大丈夫です。ありがとうございました。社長に渡しておきますね。」
「よろしくお願いします。」
「気をつけてお帰り下さい。本当でしたら車で送ってあげたいのですが、仕事がばたついてまして…。」
「いえいえ、気にしないで下さい。では失礼します。」
私は笑顔で頭を下げ、その場を後にした。
『進藤コーポレーション』
今、急成長を遂げている企業らしい。大企業と呼ばれる日も近いとか…。そんな企業のトップに立つ社長とお知り合いになるとは、人生何が起きるか分からないものだ。
それにしても、入り口で待っているはずの高瀬さんの姿はない。
「会社の前で待ってるって言ってた…よね。」
辺りを見回してみるがやっぱり居ない。
どうしよう…。
ここで待ってたらいいのかな?でも急ぎでって言ってたしなぁ。
「よし。」
私は勇気を出して会社ビルの中へ入った。そして受付嬢のところへ足早に歩く。
「あ、あの…秘書課の高瀬さんをお願いしたいのですが…。」
緊張して早口になってしまった。
「秘書課の高瀬…ですね。失礼ですが、お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
「は、はい。水沢と申します。」
「…それでは少々お待ち下さい。」
受付嬢はどこかに連絡し始めた。
「お待たせ致しました。高瀬よりもう少し待ってて欲しいとの伝言を承りました。よろしければあちらのソファーでお待ち下さい。」
「はい…ありがとうございます。」
私は入り口横にあるソファーのところに移動してちょこんと座る。
「すみません。お待たせしました。」
しばらく座って待っていると、高瀬さんが小走りで私の元へ来た。
「いえ…あ、これで大丈夫ですか?」
私は立ち上がり、持っていた茶封筒の書類を高瀬さんに渡す。すると、高瀬さんは茶封筒の中を確認し始めた。
「はい、大丈夫です。ありがとうございました。社長に渡しておきますね。」
「よろしくお願いします。」
「気をつけてお帰り下さい。本当でしたら車で送ってあげたいのですが、仕事がばたついてまして…。」
「いえいえ、気にしないで下さい。では失礼します。」
私は笑顔で頭を下げ、その場を後にした。