溺愛男は恋愛初心女の恋を惑わせる
二人の朝(玲奈side)
目が覚めると隣で微笑んでいる亮さんと目があった。

「おはよう」

「おはようございます」

恥ずかしくってシーツで顔を隠した。

「あれ、顔見せてよ。玲奈の全部見せてもらったから恥ずかしがらないで。
体つらくない?」

「っりょ、亮さん、そう言うの言っちゃダメ。」


「そんなかわいいともっと可愛がりたくなるね。」


そう言って、
朝ごはんも取らずに二人でベッドの中で過ごした。
夜に続く甘い甘い時間だ。


お昼近くなって、シャワーを使うためバスルームへ。
鏡に映った姿に驚いた。

いっぱいのキスマークだ。愛された証か。
うれしいのだけど。。。。


これじゃ、温泉に行けないよ。
楽しみだったのに。
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