溺愛男は恋愛初心女の恋を惑わせる

「知っている。玲奈の勇姿ずっと見てた。よく頑張ったね。」
と肩を寄せて頭を撫でてくれた。
オペで緊張していた私を甘やかしてくれる。

「うん。出来たかな。」

「3兄弟最強！もうお母さん大丈夫だろう。」

「うん。そう思う。」

しばらくボーッとジュースを飲んだ。

彼がしばらくしてから言った。
「いつ帰宅出来るかまだわからないだろ？2、3日？
帰宅したら、一番にうちに来てほしい。いないかもだけど、待ってて。」

そう言って、部屋のカードキーとお母さんにお守りをくれた。

「うん。ありがとう。絶対行く。」


そう言って、帰っていった。

大好き。
この優しさが沁みた。