溺愛男は恋愛初心女の恋を惑わせる
修復(玲奈side)
許してくれてるの?
一緒に居られる方法を考えよう。

彼の思いがけない、プロポーズに困惑していた。


逃げだすことばかりで。

彼の私への思いは私よりもずっと大きいのかも。
浅はかな、思い込みや勝手な言い分ばかり並べて、
お子様思考なんだと思い知る。
こんなに私を理解してくれる人、他にいない。
でも、彼にはもっとステキな人がいいに決まってる。

グルグルループに陥り、答えがでない。


「答え出た?
おいで、玲奈…。」

いつもの優しい眼差しで私を待ち受けようとしてくれる。

やっぱり一緒にいたい!
そう思うと、自然と彼の胸へ飛び込んでいた。


「お帰り玲奈…。やっと、捕まえた。」

どれくらいそうしてただろう。
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