溺愛男は恋愛初心女の恋を惑わせる
初仕事(亮side)
彼女との約束を取り付けて、気分が上がった。

幼馴染みの件も、大使館員の男も玲奈に気があるのかもしれないな。
あのスウェーデン人絶対誘ってたよな。
言葉は分からないけど、あの感じは絶対そうだ。
隙あらば口説こうとしている。

モヤっとするけど、今晩も一緒に食事に行けると思うと
嫌われてはいないなと少し自信が持てた。

玲奈が気に入りそうな店予約しておこう。

外科病棟へ戻って、書類に取り掛かると緊急コールが。
嫌な予感。

「先生、救命のヘルプ要請です!」

一人は当直で外科病棟から離れられないし、もう一人は新人、救命にはまだ対応無理だろうな。
緊急時だ、とにかく行くしかない!


「了解。私が行ってきます。」
と返事。


玲奈ちゃんを待たせてるのは気になったが今は急いだ。
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