切愛願望~極上御曹司の庇護欲からは逃げられない~
裸見られたわけじゃないんだけど、すぐ側に彼がいると思うとなんだか恥ずかしいし、落ち着かない。
「ごゆっくり」
玲司さんの優しい声が聞こえて、すぐに彼の気配は消えた。
それで少しホッとしたけど、お邪魔している身なのに長風呂はいけない。
あと、百数えたら上ろう。
心の中で数えて、お風呂から上がると、すぐに排水口をチェックして髪の毛を回収。
さっと着替えてドライヤーした後も、すかさず床に落ちた髪を拾い集めてゴミ箱に捨てた。
なんかもうここで空気を吸うのも緊張する。
それにしても玲司さん、私を泊めて大丈夫なのかな?
だって、大人の男性だよ。
あまり考えたくないけど、恋人とか連れて来ることだってあるでしょう?
晴人さんは今玲司さんはフリーみたいなこと言っていたけど。
やっぱり落ち着いて考えてみると、家族でもないのに迷惑かけちゃだめだよ。
明日、出て行くことにしよう。
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