愛するオトコと愛されないオンナ~面食いだってイイじゃない!?




「芹香さん、こんにちは。」

「八重樫さん、ようこそいらっしゃいました。」

「あの…これ。」

八重樫さんは、鮮やかな色の花束をくれた。
とっても良い香りだ。
八重樫さんみたいなイケメンに花束をもらうと、なんだか嬉しい。



あぁ、私って、なんでこう面食いなんだろう?
イケメンに弱過ぎる。
八重樫さんは、柊司さんとラブラブで…
私にとっては、ライバル以上の人なのに。



「どうもありがとうございます。」

柊司さんは、両手にレジ袋を持って、なぜだかにこにこして、私達の様子を見てた。
複雑な気持ちを感じながら、私は、花束を受け取った。



柊司さんは、買ってきた食材をキッチンに運ぶ。



「柊司さん、花瓶…どこにありますか?」

「あ…そういえば、どこにあるんだろう?」



柊司さんは、そういうことは把握してないみたいだ。
二人で、花瓶を探した。



「どうかしたの?」

「うん、それが、花瓶がね…」

結局、八重樫さんも加わって、私達は三人で花瓶を探した。
なんだかおかしい。
一応、自分の家なのに、花瓶の在り処もわからない私と柊司…
そして、巻き込まれてしまった八重樫さん…
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