愛するオトコと愛されないオンナ~面食いだってイイじゃない!?




「今日のランチ、良かったら友達も連れておいでよ。」

「え?良いんですか?」

「うん、いいよ。
君に良くしてもらってるから、お礼も言いたいし…」

「わかりました。」



お陰様で、仕事にはもうずいぶん慣れた。
あの日以来、山下さんと三谷さんには相変わらず仲良くしてもらってる。
ランチは、だいたい三人で行く。
山下さんと三谷さんに、ランチのことを言ったら、快く了承してくれた。







「なんだかドキドキします。」

柊司さんと八重樫さんの後ろを歩いている時、山下さんが小声で囁いた。



「私も緊張して来ました。」

三谷さんもそんなことを言う。
私は柊司さんとも八重樫さんともそれなりに親しくしてるからなんともないけど、山下さんたちはそうじゃない。
仕事で話すことはあるだろうけど、一緒にランチに行くようなことはなかったせいか、だいぶ緊張してるみたいだ。



「大丈夫ですよ。二人とも気さくな人ですから。」

「そりゃあ、沢渡さんは社長の奥様だからそんな風に思われるでしょうけど、私達はただの社員ですもん。」

「そうですよ。お話するだけでも緊張するのに、一緒にランチだなんて…
でも、幸せです。
社長と専務は、全女子社員の憧れですから。」

そんなことを話してるうちに、私たちは目的のお店に着いた。
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