愛するオトコと愛されないオンナ~面食いだってイイじゃない!?




「沢渡さん、良かったら帰り、ごはんでも食べませんか?
もしくはお茶だけでも…」

そろそろ今日の仕事も終わりって頃に、山下さんが寄って来て、小声でそんなことを私に訊ねた。



「あ…そしたら、お茶でも……」

今日は、三田さんに夕飯はいらないって言ってないから、家で食べなかったらなんだか悪い。
だから、お茶だけ付き合うことにした。
ランチはよく一緒に行くけど、お茶に行くのは今回が初めてだ。








「では、近くのカフェに行きましょう。
けっこう雰囲気の良いお店があるんですよ。」

仕事が終わり、私は山下さん、三谷さんとカフェに向かった。
柊司さんには、帰りがちょっと遅れることを伝えた。



「あ、あそこです。」

カフェは、会社から20分程歩いたところにあった。
山下さんが言ってた通り、外観からしてお洒落で素敵なお店だった。



軽やかなドアベルの音と共に、店内に入る。
インテリアはアンティークな雰囲気で、植物があちこちに飾ってあって、確かに落ち着く。



「ここのパンケーキ、すっごく美味しいんですよ。」

「じゃあ、私は…パンケーキにします。」

私達は、パンケーキとドリンクを注文した。
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