愛するオトコと愛されないオンナ~面食いだってイイじゃない!?
「えっ!?本当に良いの?」

「はい、今はそういう気分なんです。」

「そっか…ま、そういうのもたまには良いね。」



数日後、私は国内の温泉に行きたいと伝えた。
海外も良いけど、今は本当に温泉に浸かってゆっくりしたい気分だから。



仕事帰りに、柊司さんと一緒に旅行代理店に行って、いろいろ相談した結果…
西の方の温泉に行くことになった。
日程は一週間。
移動も、飛行機ではなく、豪華な寝台列車でのんびりと。



旅行のことが決まったら、なんとなく心の中のもやもやしていたものが薄れ、まるで遠足前の小学生みたいに、旅行が楽しみになって来た。
私って、本当に単純。



旅行に来ていく服や靴をふたりで買いに行って…
そんなことをしている間にも、テンションはどんどん上がっていく。







「うん、そうなんだ。だから、一週間は家にいないからね。」

「わかったわ、気を付けて行ってらっしゃい。
楽しんで来てね。」

「うん、ありがとう。
お土産いっぱい買って来るからね!」

「楽しみにしてるわ。」

お母さんにも旅行のことを連絡して…



そして、ついに出発の日がやって来た。
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