愛するオトコと愛されないオンナ~面食いだってイイじゃない!?
*
「今回は本当にお世話になったね。
おかげですっかり元気になったよ。どうもありがとう。」
「いいえ。私は何も…」
快気祝いってことで、今夜は柊司さんの行きつけのお店に出掛けた。
前にも一度連れて来てもらったお店だけど、雰囲気も良いし、料理もとっても美味しい。
「君は本当に優しい人なんだね。」
「そ、そんなことないですよ。」
「いや、優しいよ。
ただの同居人の僕に、とても良く尽くしてくれた。」
『ただの同居人』?
確かにその通りかもしれないけど…そっか…やっぱり柊司さんはそんな風にしか思ってないんだね。
わかってたはずだけど、面と向かって言われるとちょっとショックだ。
「た…ただの同居人じゃないですよ。
大好きな同居人です。」
ショックでおかしくなってしまったのか、私はそんなことを口にしていた。
「あぁ…そうだね、言ってたよね。
僕の顔が大好きなんだよね?」
「……は、はい。」
本当はそうじゃない。
いや、そうじゃなくもないけど、それだけじゃないんだ。
顔以外も好きなんです、いろいろと。
でも、なぜだかそのことが言えなかった。
「今回は本当にお世話になったね。
おかげですっかり元気になったよ。どうもありがとう。」
「いいえ。私は何も…」
快気祝いってことで、今夜は柊司さんの行きつけのお店に出掛けた。
前にも一度連れて来てもらったお店だけど、雰囲気も良いし、料理もとっても美味しい。
「君は本当に優しい人なんだね。」
「そ、そんなことないですよ。」
「いや、優しいよ。
ただの同居人の僕に、とても良く尽くしてくれた。」
『ただの同居人』?
確かにその通りかもしれないけど…そっか…やっぱり柊司さんはそんな風にしか思ってないんだね。
わかってたはずだけど、面と向かって言われるとちょっとショックだ。
「た…ただの同居人じゃないですよ。
大好きな同居人です。」
ショックでおかしくなってしまったのか、私はそんなことを口にしていた。
「あぁ…そうだね、言ってたよね。
僕の顔が大好きなんだよね?」
「……は、はい。」
本当はそうじゃない。
いや、そうじゃなくもないけど、それだけじゃないんだ。
顔以外も好きなんです、いろいろと。
でも、なぜだかそのことが言えなかった。