2話

···三年が過ぎ


三年後・・・・


沙織は、日本に到着した。


ニューヨークで暮らす叔母は、
日本語学校で教師をしている。

初めは、叔母の手伝いを学校内で
行っていたが
叔母の学校の校長先生が
沙織の綺麗な発音を認めて
ある企業を紹介してくれた。

それが、アンソニーの会社だった。

彼の会社は、
洋服のデザインから販売までを
手掛けている会社で。
社員として雇われると
思っていたら
いきなり社長の秘書をやるように
言われて
びっくりさせられてしまったが
秘書というよりは通訳の方が
正しい。

この会社は、日本の企業からも
一目置かれているため
日本の企業の出入りが多く
ボスの通訳をすることになった。

ボスには、男性の秘書がついている。

ボスは、
アンソニー・リアム  37才
188センチの身長で
お洒落なイケメン

幼馴染みで美しい妻を持つ新婚さん。
男性秘書も彼女を気遣っての
事らしい。
すごい配慮だ。

その男性秘書は、
メイソン・ノア 35才
190センチの身長
キリリとした顔
仕事もかなりできる人物
20代からボスについていると
説明を受けた。
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