わたし、気付けば溺愛されてました。


「昨日も抱き上げてこのベッドまで運んだけれど、全然重たくなかったよ?むしろ軽かった。新木さんは細いんだから、気にしなくていいんだよ」


「え、ええ!?そうなの!?あ、でもそうなるか……」


さすがに司じゃわたしのこと抱き上げられないと思うし……。


「ねえ、新木さん」


まだお姫様抱っこを少し拒んでいる様子のわたしを、彼は膝をついてわたしと目線を合わせた。


「俺、本気で新木さんの役に立ちたいんだ。新木さんが昨日助けてくれなかったら、車に気付かなかった俺は重症を負っていたかもしれない。俺のことは執事だと思って遠慮せずに頼って?……ね?」


優しい声色と口調に、自然と緊張や戸惑いが和らいだ。


佐伯くん……なんていい人なんだろう。

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