あなたの愛に包まれて
千晃はこんなにも誰かのぬくもりを感じながら過ごしたことはなかった。

もしも許されるのならばこの時間が永遠に続けばいいと思った。
そのためならばほかに何もいらない。

毎晩、匡祐に抱きしめられて目を閉じると、千晃は願った。
この時間が少しでも長く続きますようにと・・・。





そんなある日、とうとう千晃の父から連絡が入ったと、千晃の現在の秘書から連絡が来た。
< 166 / 270 >

この作品をシェア

pagetop