あなたの愛に包まれて
ねぇ、匡祐。
私はあの時あなたがいなかったら、私の心は壊れて今ここにいることはできなかった。

あの時隣にいてくれたのが匡祐だったから、乗り越えることができたの。

あなたが私をぬくもりで包み込んでくれたから、私はこうして今も自分の足で歩くことができてる。


ねぇ、匡祐。
あの日匡祐が私に言ってくれた言葉は、私がずっとずっと求めていた言葉だった。
幼いころから夢のようにその言葉を誰かが私に言ってくれるのを待っていたの。

そんな言葉をあなたは当然のように私に言ってくれて、私の心は喜びだけじゃなく、今までの人生そのものを認めてもらえたような気がした。

もしまたあなたに会うことができたら、私もあなたと同じ言葉をあなたに言いたい。
ずっとそう思ってる。
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