嘘つき社長と天使の恋物語

「実は、こうゆう柄ってすごく好みなんだけどね」

「え? そうなんですか? 」

「ああ、本当だよ。でも…」


 スルっと、嶺亜のキャミソールを脱がせてゆく悠大。


「脱がせるのは、もっと好きなんだ」


 キャミソールの下には、オシャレなロイヤルイエローの下着の嶺亜。

 白いレースがついていて、可愛さもアピールしている。


「これも外すの、大好きなんだ」


 スルッと下着も外すと、悠大は服を脱いで嶺亜に覆いかぶさった。


「綺麗だね、嶺亜さん…」

 熱い目で見つめられて、嶺亜は胸がドキドキして高度が高鳴るのを感じた。


 悠大のしなやかな指先が、嶺亜の体に降りて来る。

 指先で体をなぞられると、また、嶺亜の体が大きく反応した。


 首筋から…鎖骨へ…悠大の唇が降りて来る…。

「…」
 
 嶺亜の可愛いサクランボの部分に悠大の唇が触れると、吐息が漏れる。


 
 悠大の唇が…指先が…

 嶺亜の体を犯してゆく…


「嶺亜さん… …嶺亜…愛しているよ…」


 耳元で悠大が囁いてくれる。

 感じている嶺亜は言葉にならなくて、ギュッと悠大にしがみ付いた。



 悠大の指が嶺亜の入り口を探す…。


 清らかな川の流れが、溢れんばかりになっているのを確認すると、悠大は入り口に触れた。


「…」


 また違う吐息が嶺亜から漏れてきた。


 まだ入り口がちょっと強張っているのを感じた悠大は、軽く広げて見た。


「…」

 言葉にならない吐息を漏らす嶺亜。
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