しあわせ食堂の異世界ご飯4
 リベルトと違う角度からのアプローチで、上手くいけば民衆からの支持を大幅に得ることができるかもしれない。
 ルシオはすぐに席へ着き、引き出しから新しい紙を取り出した。
「すぐに概要をまとめましょう」
「ああ。しばらく忙しくなるぞ」
 ライナスも大きく頷き、思いついた名案のためにふたりで朝方まで仕事を進めるのだった。
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