異世界転生
序章 死亡、そして復活、



「というわけで、お前さんは死んでしまった、本当に申し訳ない。」



「はあ」


深々と頭を下げるご老人。その背後に広がるは輝く雲海。どこまでも雲の絨毯が広がり果てが見えない。でも、自分達が座っているのは畳の上。質素な四畳半の部屋が(部屋といっても壁も天井もないが)雲の上に浮いている。


ちゃぶ台に茶単とう、レトロ調なテレビに黒電話。古めかしいが味のある家具類が並ぶ。


そして、目の前にいるのは神様。少なくとも本人はそういってる。



神様が言うには間違って僕を死なせてしまったらしいが、死んだという実感がいまいち自分にはない。


確か下校途中、突然降りだした雨に僕は家路を急いだ。近くの公園を横切って近道をしようとした瞬間、襲ってきたのは、まぶしい光と轟音
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