妖狐の瞳に恋をした
翌日10時に待ち合わせ場所の駅に来ていた。

「瑠璃~!おまたせ~!」「おはよう!今日は何なの?」

「ん~、とりあえずそこのカフェに行こう」

萌に連れられ目の前のカフェに入ると

「萌、こっちだ!」

東雲(シノノメ)君、お待たせ~」

カフェの中には2人の男の人がいて、一人が萌を呼んでいた。

「瑠璃、こっちよ。」

「ちょ、ちょっと、どういうこと!?」

「今日は私の彼の東雲君を紹介しながら、瑠璃にも彼の友達を紹介

 しようと思って、まぁとりあえず座ろうよ。」

萌に無理やり引っ張られ席に座ることになってしまった。

「えっと、私の彼の東雲君で、私の友達の瑠璃です。」

「こいつは俺の友達の(ソラ)。俺達N大の3年なんだ。」

東雲さんは茶髪の少し軽そうな人だった、空さんもなんとなくチャラ

そうな感じで、萌には悪いが苦手なタイプの人達だった。

3人ともこういうのは慣れているのか、話題も豊富で会話が弾んで

いて、私はそれに相槌を打ちながら当たり障りのないようにニコニコ

していた。
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