妖狐の瞳に恋をした
「こうして瑠璃が俺の腕の中にいるだけで、俺は幸せだと思える。

 もう、離したくない。」

翡翠が私を包んでいた腕に力を込め、切なげに呟いた。

「私、翡翠に言わなければならない事があるの。」

「何?」

「私、翡翠の事が・・好きなの。だから、私の事を何とも思ってない

 のにないのに血を与えた責任感から一緒にいると言った翡翠の言葉が

 辛かった。

 だから、翡翠から離れたの・・」

とうとう言ってしまった・・・。

翡翠は私が言った事を聞いてどう思ったんだろう。
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