意地悪な幼馴染は逃げた初恋を追いかける。
颯はそれを聞いて、まだ立ったままの佐々木遥希を真っ直ぐ見据えた。
「早く座りなよ。
……それから」
私は颯の怒りに触れて、ぞくりとした。
「委員ごときなんて、二度と言うんじゃねえよ。
誰のおかげでお前がそうやって威張っていられると思ってるの?」
「あれ、よかった、佐々木さんきてたんだ」
そこに入ってきたのは息を切らした青山くんで。
教室を包む異様な空気に驚いた表情を浮かべると、
「どうしたの?
なんかあった」