私の彼は世界一の有名人。〜世界トプ選手との恋愛事情〜
「うわぁ、すごい人。」



「ふふーん、
レオちゃんはとっても人気だからね」



「はいはい、凄いねレオちゃんは」



「えー、ほんとに覚えてないの?」



「何が?」



「んー、会ったら思い出すよ!きっと!」



「はいはい」



「あ、隅田(すみだ)さーん!」



「おぉ!陽子(ようこ)さん!」



遠くから確か風見地自動車の監督が
手を振って駆け寄ってくる



「ねぇ、お母さん」



「なーに、なっちゃん」



「陽子さんってことは、」



「もち!
この間のニュース番組で仲良くなったのよ」




「よかったね、芸能人で」



「ほんとにねー!」



「陽子さん!お待ちしていました。」



「監督。今日はお招きありがとうございます。」



「いえいえ、
陽子さんがラグビーに興味がおありなんて
驚きました。」



「ふふ、よく言われますわ


あ、こっちは娘の千夏です。」



「どうも」



「よろしくね千夏ちゃん


どうぞこちらへ、室内で待ちましょう」



「えぇ、ありがとうございます。」
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