私の彼は世界一の有名人。〜世界トプ選手との恋愛事情〜
部活動着のサッカーのジャージに身を包み
私の横の自販で飲み物を買う。



「なにしてんの?」



「真弓の課題消費中」



「あー、6限目の。
難しかったもんねあれ。」



「久々課題に授業丸々使ったもん」



「だよな!
俺も参考書めっちゃひいたー」



「それな!!
しかも載ってない!!!」



「6の8だろ!!」



「そうそう!あれはムカついたー!」



「俺、感で行って外れた。」



「ごめん、当たった」



「くっ、」



キラーんとお互いの目が光る。



「98!」
「96!」



WINNER



「またか!」



「ふふーん。まだ早いのだよ結翔君。」



「くそー。」



「結翔ー!!練習開始すんぞー!」



「おー!今行く!
じゃーな千夏!」



「おう!頑張れよ結翔!」



そう言って三本持っているうちの
スポドリを1本投げる。



もちろん結翔が買ったのとは違う味。



こっちの方が身体にいい。



「うぉっと、ありがとな!」



手を振って去っていく結翔を見送る。



「ちーなーつぅー!!!!」



「あ、やべ」



「たすけてぇぇぇえー!!!」



3階からか叫びが聞こえる。



さぁ、走りますかね。



炭酸が振られる?そんなの知りません。
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