こんなんじゃないのに
「受かる自信あったし、他に入りたいと思わなかったんですよ。」
ホントに受かる自信あったんだ。
だけど不慮の事故というやつだよね。
だからって後悔したりしてないんだよね。
人として大事なことを優先しただけだから・・・

「・・・男前でしょ」

マスターが笑いながら言った。

「今は、起業でも考えようかと思ってます。」
学生時代にとった資格をなにか活かせないかと考えている。

「マジ、男前! スポンサー候補なら事欠かないもんな!」

ニヤケながらマスターがそんなこと言うのは、私の縁戚だから・・・
「まあ、まだ下準備段階ですから!」

「カナちゃん居なくなったら、うちの店の売上が下がるから出来るだけながくいてね」

「お世辞でも嬉しいですよ。」

「お世辞じゃないよ。カナちゃんは、もっと自分の魅力に気づくべきだね。」

マスターに魅力とか言われても、今まで異性から言い寄られたことないし・・・
もちろん彼氏がいた事もない。


< 3 / 4 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop