18歳婚活逃したかもしれません。
雑誌の付録って良いよね
「おめでとうございます」

「末永くお幸せに」


これでもう何回目の心に無い言葉を人に言ってきただろう…。

職場でやれ寿退社だ友達がやれ彼氏が出来た結婚だ子供を授かっただ………

分かってる妬みでしかない事は
でも、人の幸せを心から喜べずになってしまったのはいつからだろう。

最初の頃なんかニコニコ報告しやがっててめぇらの幸せが他人の幸せだと思うなよとかも思ってたりしたな我ながら腹黒いにも程がある。

今ではもうその妬みさえ湧かず無関心に近い私には関係ない話だしね。


あ、一応こんな悟り開き切った奴ですがまだ20歳になったばかりです

高橋優春(たかはし やよい)

この霞んだ女が一応この小説の主人公務めさせて貰ってます…。
いや、正直私に務まるのか。
作者は何を考えてるんだこんな毎日家から職場を行き来するだけの女をどう綺麗に話を落として行くんだか。
まぁ自己紹介と作者への悪口はここまでにしといて。

話を戻すと今日も職場でまた1人結婚報告しやがっ…じゃねぇやしてくれた人が居た。

悔しいけどその照れくさそうな笑顔は女の私から見ても可愛くて綺麗な顔をして居た…人は愛を知る事でこんなにも明るくなれるの?
私は分からない。

いや、分かろうとしてないだけなのかも…私にだって人並みに恋の1つや2つくらいはして来たけどどれも惨敗。

だから周りの幸せそうな顔をしている人達の気持ちが分かりたくても分からなかった。


遡る事─2年前─

実はこんな私でも彼氏が居た。
まだこんなくすみ切る前の私は人を愛せて居た
5歳年上の彼はその頃はとても大好きだった本当は結婚だってしたかった…


「なぁ、俺達終わりにしないか」
これが私の彼佐久間勇人(さくま ゆうと)


え、何…言ってるの?

私何か気に触る事しちゃったかな?治すからそんな単刀直入に話進められても困るよ。
だからそういう所。
ハッキリ言ってお前重いんだよお前の性格自体俺には合ってなかったんだよそれに今気になる人が居るんだ。
だからごめん別れて欲しい。

この男は何を言っているんだ私の性格?気になる女性?頭が言葉を受け入れようとしない。

それって私を全て拒否してるみたい…みたいじゃなくて実際めっちゃ拒否されてるな。
有無も言わしてもらえず同居してた家から無理矢理追い出され泣きながら実家に帰ったのは今でも覚えてる…私達の家は大阪にあり私の実家は東京だった。
帰る所も無くなり実家に帰らざるを得なかった。

移動費も出して貰えずそれに…そんな事より勇人と同棲当日心配そうながらも優しく地元の駅まで背中を押し見送ってくれた父の顔が頭から離れず止まりかけた涙がまた止まらなくて帰りの新幹線でも隣の席の人が引く程涙が出た。
それ以来勇人とは連絡も取れずどこかへ心を置いておきぼりを食らったような感覚だった。

それだけが切っ掛けとは言わないが結婚に対して男性に対して恐怖を覚えたのはこの件が大きかった。

まぁよく考えれば付録欲しさに買ったゼクシ○も本当は少しくらい結婚を意識して欲しくてテーブルに置いておいたらいつの間にか表紙に落書きして楽しんでた所を見た時は今思うと絶句する…恋は盲目と言うが盲目にも程があるだろ!
あの時の私も何も感じなかったのが怖いわ。

そんなこんなで今は実家で父と二人暮しをまたしてる
何不自由なく仕事で疲れてる時はそっとしといてくれたり月に一回ご飯に連れて行ってくれたり本当に優しい父だ。
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