【放浪恋愛】まりなの日記

【あのね!!泣き言を言いに来るのだったら帰ってよ!!】

1月19日・晴れ

この日の深夜1時頃のことでありました。

アタシがバイトをしている中洲川端5丁目のセブンイレブンで外のゴミ箱の周辺の清掃とゴミの仕分けをしていた時だった…

スケベジジイ…いえレイプ魔の家からアホねえがとつぜんやって来て、アタシに帰ってきてほしいと泣きついてきました。

アタシとしては、せっかくあの家から逃げ出して自由になれたと思っていたのに、またレイプ魔からボロボロにされてしまうと思っていたけん、アタシは『イヤや!!断るわ!!』と言い返しだった…

アホねえは、納得が行かんと言うてかえらへん理由をシツヨウに聞いていたけん、アタシはキレてもうたわ…

「あんたね!!この期におよんでまだ不起訴男をかばい続ける気なのね!!アタシはもうあんたらの家のことで思い切りキレてはるのよ!!わかっとんかしら!!何とか言うてみなさいよ!!アタシにどないしてほしいのかをはっきりといわんかいボケ!!」
「まりなさん、どうして弟のことばかりをイカクばかりしているのですか?弟は大阪の大学でつらいおもいをしていたのよ。シューカツだけではなく、先輩後輩の上下関係などでしんどい思いをしていたので、ゼミナールも休みがちになっていたのよ…大学生活がつまらない、大学やめたいと何度も何度も電話をしてきたのよ…どうして優しくしてあげることができないのですか!?」

アタシは、長女さんの言葉に対して、冷めた声でこう言い返したった…

「あんたね!!都合のええときだけあわれみを乞うてはるようだけど、ホンマにムシがよすぎるわよ!!不起訴魔が在籍をしていた大学のセンコウ(先生)の汚れたツラを見てみたいわね!!ゼミナールで学生たちにどなな教科を教えてはるのかしらね!!つらいことがあったりイライラしていることがあったら凶悪事件を起こすことを教えてはるんじゃないかしら!!ホンマにあきれたわ!!今朝のニュースで聞いたけど、USJ(ユニバーサルスタジオ)のアトラクションの営業妨害をした学生がいたと言うニュースを聞いたけん、アタシは想いきりキレとんのよ!!大学の教授たちが記者会見で謝罪をしてはったけど、どう見てもシンソコからシャザイしてへんツラしとったわ…不起訴魔がいた大学のセンコウがくそったれだから学生たちがクルクルパーになったのよ…アホみたい…やってられへんわホンマにもう!!」
「まりなさん!!それは言い過ぎですわ!!一生懸命になってゼミナールに出席している学生さんたちもいるのに、まりなさんには、一生懸命になってゼミナールに出席している学生さんたちの気持ちがどうして分からないのですか!?」
「やかましいわね!!クルクルパーだからクルクルパーと言うてどこか悪いのかしら!!合コンやサークル活動にうつつばかりぬかしてはる学生たちはろくな勉強してへんけんクルクルパーと言うたのよ!!不起訴魔の弟もクルクルパーの部類に入っているのにえらそうにするな!!アタシはね!!松山の女子高を卒業したあと、西日本の各地を転々とすることしか知らないまま生きてきたのよ!!せやけん大学生活のことなんかはしらへんねん!!アタシは体ひとつで働いてきた女なのよ!!あんたなんかに、アタシのつらさなんか分かってたまるか!!」
「まりなさん!!それじゃあ、どうして大学に行かなかったのですか!?」
「大学に行きとないから断った!!…と言うよりも、付属の大学しか行くところがないと言われた…資格と言うても福祉関係の資格しか取れへん…せやったら、行かない方がええと思ってはったから断ったのよ!!文句あるのかしら!?」
「文句はありませんわ!!」
「フザケルな!!あんたね!!アタシに文句があるのやったら言ってみなさいよ!!」
「それじゃあ、まりなさんはどうして女子高の付属の大学へ行かなかったのですか!?担任の先生が資格も特技もないまりなさんにチャンスを与えて下さったのにどうして断ってしまったのですか!?」
「あのね!!ツイ(同じ)なことを繰り返して言わんといてくれるかしら!!大学に行きたくないから断ったのよ!!卒業後に福祉関係の仕事しかない大学に行くくらいやったら、行かん方を選ぶより他はなかったのよ!!それをセンコウが口やかましく言うてくるけん大ゲンカになって、卒業後に西日本の各地を転々として暮らしていたのよ!!」
「まりなさん、まりなさんはどうして厚意でお世話をしてくださった人にそんなひどいことを言うのですか!?」
「やかましいわね!!」

アタシは、ゴミの仕分けが終わったごみ袋を両手に持って立ち上がった後、長女さんにさらにきつい言葉を投げたった…

「あんたね!!大学生活がつまらないと言うんやったらね!!バイトと学業を両立できるようになってから言うてや!!あんたたちが家族ぐるみで不起訴魔の弟を甘やかしてはったからこななクルクルパーになったんでしょ!!親とムコさんの合計の金額の仕送りだけにイソしてはったけん、いざと言うときに対応が出来なんだんよ!!そのことはよおに覚えておきなさい!!分かっていたから帰んなさいよ!!」

アタシは、長女さんにきつい言葉をぶつけた後、バイトに戻りました。
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