賽の河原で鬼さんこちら
第4章
少女はいつも笑っていた。

大鬼はそんな少女にいつも声を荒げていた。

子ども等はそんな様子を眺めつつも、黙々と石の塔を積み上げ続けた。



塔を完成させるものが現れるのは必然だった。


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