スタンドバイミー




再び雅は四宮先輩と、生徒会室に来ていた。



黒いドアを開けると、既視感のある広い部屋が広がっていた。



その真ん中に配置された、これまた黒い革で出来たソファに座る男が一人。

隣には知らない顔の美少女が座っていた。


「あの、」

会長に話しかけようとすると、美少女に話しかけられる。


「あれれ??見ない顔だ~。秀と居るってことは、君もしかして秀のカノジョ??」


「ち、違います、!!!!」


慌てて否定する。


「クスッ、わざわざ否定しなくても良いじゃないですか。」


副会長が何やら混乱をまねきそうな言い方をする。





「えええ、何その意味深な、どゆこと!!!?」



やっぱり、美少女ちゃんが勘違いしてる。



「お前、どうやって秀を落としたんだ???」




生徒会長もなんか誤解してるし、、


てゆうか、、


「そもそもこの状況が理解できません!!!」



< 17 / 32 >

この作品をシェア

pagetop