我等友情永久不滅!
冷たい母親 side夏喜(なつき)
10月

あたしは壬生(みぶ)の家に遊びに来ていた。

「久しぶりにすると楽しい↑↑」

あたしはコントローラーを持った。

「何、禁止されてるの?」

「テスト期間中はね」

壬生は項垂れる。

「うわぁ、最悪だな、それ」

「パパもママも厳しいから」

「厳しい割に、制服のスカート丈はなんも言わないのな(笑)」

「ママは言ってたよ。
『太っているんだから、必要以上に足を出すのは止めなさい』って」

「フロギィかよ!」

「毒を吐くから?笑」

「そうそう」

壬生は頷く。

しばらくゲームの話をしていたけれど、急にトイレに行きたくなって、トイレを借りる事にした。

「2階のトイレを使ってね」

ゲームを中断して、壬生があたしを見る。
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