オレ様のシモベ



零ちゃんの友達は机に頬杖つきながらケタケタ笑って早紀子さんに教えた。


「自分より一条がモテるもんでヒガんでるのさ。バカだねあいつ、いつもおこぼれもらってたくせに」


それを聞いて、早紀子さんはわたしを見てニヤッと口の端を上げた。


「ふーん、雅也ってバカね。一条の子猫ちゃんに手を出すなんて」


早紀子さんが怪しく笑う。

そばにきて優しく声を掛けてくれた意味をわたしはわかっていなかった―――


「子猫ちゃんは一条の大事な大事な奴隷ちゃんだものね」


そう言った―――



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