【完】今日もキミにドキドキが止まらない
* * *
次の日の昼休み。
「ほーん。で、今朝も工藤くん待ちしてたってわけだ。毎朝こんなに寒いのに、よく頑張るね日菜は」
机をくっつけてお弁当を広げると親友のいっちゃんこと、瀬尾 (せお) いちかと近況報告の真っ最中。
「いっちゃん甘いよ。これくらいの寒さなんて全然平気!工藤くんに一秒でも早く会いたいもん!特進科は離れてるし、それに……」
「敷居が高くて近づけないって感じだよね、あそこは」
そうそうと頷いて私はウインナーを突っついた。