【完】今日もキミにドキドキが止まらない
「ちょ、ちょっと待って……!!」
幽霊が私の名前を呼んだなんて非現実的なことを思っていたけど。
「アレは、幽霊じゃなくて逢坂くんだったってこと!?」
「は?」
私の言ってることが理解出来ないのも無理はないのだけれど。
ありえない発言をした恥ずかしさから、慌てて口を抑えた。
けど後の祭りだった……。
「……春川。お前なぁ」
全てを白状した私に呆れ顔を向けてくる逢坂くん。
「あの時は、そういう噂が流れてて……」
「だからって幽霊がいるとか信じるか?普通」
恥ずかしくて今すぐ消えたい……。