こいつらといる数年より あいつといた一瞬が 輝いているのはなぜだろう
「俺は、あいつが好き、なんだ。」
ぽつりと、手紙に斑点ができる。冷たいそれが頬を流れるのは、悔しいからだ。
 封筒さえも愛おしく思う。
 そっと撫でると消印がないことに気づく。
 あぁ、こんなに想っていてくれているのか。
 直接届けてくれたこの手紙。気づくのが、遅かったんだ。全て、もっと早く気づいていれば、少しは違った明日があったのかもしれない。
 あいつの気持ちと、俺の気持ち。同じだったはずなのに、もう手遅れになったんだ。

 もう、戻れない。
 
< 23 / 23 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

蝉彼岸

総文字数/4,224

恋愛(純愛)15ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
浮気と一途。 騙す側と騙される側。 空蝉と彼岸。 彼岸花の花言葉は、不吉じゃないんだよ 赤、黄色、白で花言葉が違うんだ 全部素敵な言葉だよ 赤は「情熱」「再開」「悲しい思い出」 黄色は「追想」「深い思いやりの心」 白は「思うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」 僕の別れ花は彼岸花がいいなぁ ね?素敵でしょ

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop