朝、目が覚めたら。
宮一ゆき、運命の決戦
 宮一ゆき、二十九歳。
 来年にはもう、三十代突入だ。

 今までお付き合いきたことが無いわけではないが、結婚にまでは行き着かなかった。
 …さすがに焦る。結婚には制限時間は無いけれど、出産にはあるのだから。

 「ゆきー。今日、合コン行かない?ハイスペック男子てんこ盛りよ~」

会社に入社して以来の親友、あやかが話しかけてきた。

 今仕事中なんですけど?と顔には出すけれど
本心はうきうきワクワクしていた。

 「んー…予定あるけど、顔だけだそうかな」

ホントは予定なんかないけど。なんかリア充そうじゃん、そう言っておけば。

 そんな私をあきれた目で見て

 「予定あるなら別にいーよ」

と言ってきた。しまった。あやかには私の見栄っ張りがバレバレなんだった。

 「ごめんなさいぃー!参加させてください!
   あやか様ぁーー~~~~~~」

 即全力で謝った。こんなだからすぐ嘘って
ばれるんだ。素直な自分が憎い…

 「よろしい」

 あやかはのりが良いからこういう時、ほんとに感謝する。好きだぜ、あやか

 なぜか悪寒を感じたのか、あやかは背筋を
る震わせて

 「じゃ、今日七時に駅前のラ.ヴォカッチャに
 時間厳守でよろしくー」

 と言って颯爽と去って行った。
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