Seven...KOKI
もう8時…。
さすがにやばいだろ。
またバイクを走らせて探す。
その時に目に入った。
大きな交差点を少し行ったところ。
ラブホが並ぶ街。
「…まさか」
いや、でも確かめとくか。
俺はバイクを近くのコンビニに止めて、
その街に向かった。
周りがピンクやネオンで輝く通り。
何組ものカップルが歩いてる。
いないな、雪。
電話してみるか。
出ろよ…。
俺は携帯を耳につけたまま
あたりを見渡した。
はぁ…でない。
ここにはいないか…。
いや、もう1回だけ…。
Plululu…