Seven...KOKI


「すっごく気に入った。ありがとね光輝」



「うん。…よしっ!もう寝るかな?
風呂入ってくる」



「え!?寝るの?」



「寝る…けど何?」



「あの…一緒に寝ない?
朝まで手…つないで…」



手…?



「え…あぁ。いいよ?」



「いいの?」



「いいよ。一緒に寝よう」



「うん!!」



満面の笑みでうなずいた雪。



俺達は手をつないで寝た。



雪…。



クリスマスの日に拾った雪。



あの日はこうなるとは思ってなかったけど
今はすっごく大切な存在。



7つも年が離れてるけど
そんなの関係ない。



好きなんだ…。



ただそれだけで何でも解決する。



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