不機嫌な彼と恋のマジックドライビング
俺の家に泊まりたいと顔を真っ赤にして言ってきた彼女はメチャクチャ可愛くてヤバかった。

俺のいつもしてるように、なんて言いながら更なるとんでもない発言をしてあのときはあのまま車の中で危うく手をだしそうなほど俺の理性は吹っ飛ぶ寸前で、必死に明日やる予定の大きな修理の作業工程を考えて下半身に集まりつつある熱をどうにかやり過ごした。

クリスマスに家に泊まる約束を交わし、プレゼントは次の休みにすぐに買いにいった。

部屋のそうじはもちろん、俺の頭んなかはそれから毎日クリスマスが楽しみで、サンタにほしいオモチャをねだった子供のようだった。

緩みっぱなしの頬はどうにも出来なくて、片瀬さんにクリスマスに最大のプレゼントをもらうことがバレた昨日の飲み会は、みんなに冷やかされいじられてさんざんだった。
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