クリスマスの夜に、ただ一つの願い事を
俺はどうしてこの手でしっかりと真依を守ってあげられなかったんだろう。
両手をじっと見つめる潤。
悔しくて、悔しくて、たまらない。
ほんの数秒の出来事。
──真依を守らないといけなかったのは、この俺だったのに……。
俺が、真依の身代わりになることができたら、良かったのに。
……真依ごめん……、本当に真依ごめん……。
何度も謝り続ける潤。
涙が潤の膝にこぼれ落ちる。
この日、潤は真依のことを思いずっと泣いていた。
──真依、生きろ……、生きてくれ!