ずっと一緒にいてね?

すると、はるなはにっこりして言った。


「ううん、はるなもね、かっこいい雅も好きだけどね、可愛い雅も大好きだからいいの。」


と、これまた突然可愛い発言をするはるなに、雅はお手上げ状態。


さらに真っ赤になった顔を手で隠している。


するとそこへ、角で電話していたゆうかさんとまなさんが戻ってきた。


「何か分かった?」


「…みんなが知りたがってた、森 史華…じゃなかった、川端 史華がどうやって雅とはるなのこと知ったのか分かったよ。」


めぐみさんの問いかけに即答するまなさん。


その言葉に、全員の顔つきが一瞬で変わった。


「ただ…こちらが警戒するようなことはない。言い方を変えるのであれば、川端 史華に雅がはるなのこと好きだと教えた人物は、私達の味方っていうこと。」
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