いきなり婚─目覚めたら人の妻?!─
食事を終えてカフェを出たあと、車に乗って買い物に出掛けた。
車で20分ほどのところにあるショッピングモールの携帯ショップに行ってみると、待ち時間だけでも何軒も店を回って買い物ができそうなほどの混雑ぶりだった。
整理券を取ったあと、時間を潰すためにショッピングモール内の店を見て回る。
創さんはいつも高級そうなものを身につけているし、こういう庶民的な店で買い物したりはしないのかな。
やっぱり百貨店とか、ブランドショップなんかに行くんだろうか。
変わったグッズが並ぶ雑貨屋さんの前に差し掛かると、創さんは吸い込まれるように店内に入り、物珍しそうに商品を手に取って「これは何に使うんだ?」などと言って笑っている。
役に立たないけれど面白いグッズの数々が気に入ったらしい。
「無駄だってわかってるけど欲しくなるから不思議だな」
「遊び心をくすぐるんですよね。無駄になるってわかってるから買いませんけど」
車で20分ほどのところにあるショッピングモールの携帯ショップに行ってみると、待ち時間だけでも何軒も店を回って買い物ができそうなほどの混雑ぶりだった。
整理券を取ったあと、時間を潰すためにショッピングモール内の店を見て回る。
創さんはいつも高級そうなものを身につけているし、こういう庶民的な店で買い物したりはしないのかな。
やっぱり百貨店とか、ブランドショップなんかに行くんだろうか。
変わったグッズが並ぶ雑貨屋さんの前に差し掛かると、創さんは吸い込まれるように店内に入り、物珍しそうに商品を手に取って「これは何に使うんだ?」などと言って笑っている。
役に立たないけれど面白いグッズの数々が気に入ったらしい。
「無駄だってわかってるけど欲しくなるから不思議だな」
「遊び心をくすぐるんですよね。無駄になるってわかってるから買いませんけど」