キミに伝えたい愛がある。
過酷な練習を乗り越え、ゴールデンウィーク最終日がちょうど休みにり、私はめぐちゃんと遊園地に行った。
実はゴールデンウィークに遊園地に行くというのは私達の中では暗黙の了解で毎年恒例になっている。
高所恐怖症と言いつつもめぐちゃんはしっかりとジェットコースターに乗る。
「きゃーーっ!」
「う、うわ~ん!」
遊園地の中で最長かつ最恐のジェットコースターに乗ったはいいが、2人共撃沈。
ずっと恐怖で足がすくみ、手はガクガクだった。
頂上の景色を楽しむ余裕などもちろん無く、乗車後の爽快感も感じなかった。
「ああ、もう!今回は叫ばないって決めてたのにぃ!」
「しょうがないよ。怖いものは怖いんだし」
「でも悔しい!中西恵はこんなジェットコースターごときに負けるような人間じゃないんだから!」
ジェットコースターにやけにムキになるめぐちゃんを可愛いなと思いながら見つめていた。
ジェットコースターの後はお決まりでプリクラを撮った。
毎年更新されているから成長の度合いがよく見える。
めぐちゃんは歳を重ねるごとに益々美しくなっていくのに対し、童顔の私はいつまでも中1の時のまんま。
雲泥の差に呆れて何も言えなかった。
実はゴールデンウィークに遊園地に行くというのは私達の中では暗黙の了解で毎年恒例になっている。
高所恐怖症と言いつつもめぐちゃんはしっかりとジェットコースターに乗る。
「きゃーーっ!」
「う、うわ~ん!」
遊園地の中で最長かつ最恐のジェットコースターに乗ったはいいが、2人共撃沈。
ずっと恐怖で足がすくみ、手はガクガクだった。
頂上の景色を楽しむ余裕などもちろん無く、乗車後の爽快感も感じなかった。
「ああ、もう!今回は叫ばないって決めてたのにぃ!」
「しょうがないよ。怖いものは怖いんだし」
「でも悔しい!中西恵はこんなジェットコースターごときに負けるような人間じゃないんだから!」
ジェットコースターにやけにムキになるめぐちゃんを可愛いなと思いながら見つめていた。
ジェットコースターの後はお決まりでプリクラを撮った。
毎年更新されているから成長の度合いがよく見える。
めぐちゃんは歳を重ねるごとに益々美しくなっていくのに対し、童顔の私はいつまでも中1の時のまんま。
雲泥の差に呆れて何も言えなかった。