私が母を捨てるまで
出会い

小学校5年生から、埼玉県の小学校に転入しました。

転校生は珍しいようで
たくさんの人に話しかけられましたが
私は家庭環境の事で疲れきっており、正直誰とも関わりたくありませんでした。

ですが、転校初日から一人でいると担任の先生やら
面倒見のいい委員長やらに声をかけられるもので。

あー・・・適当に友達作らなきゃな、と教室を見渡すと
教卓の真ん前の席で、退屈そうに黒板とにらめっこしている女の子に目が行きました。

(ぼっちかな・・・?)

「ねぇ、名前なんて言うの?」

私が話しかけると

「・・・植中マナ(ウエナカ マナ)」

不審がりつつ答えてくれました。

これが私とマナとの初めての会話。
今でも忘れません。

マナとは今でも親友で
悩みが多い私の支えになってくれた大切な友人です。

マナはこの時、クラスに馴染めず浮いていたそうです。

転校生で友達0の私と、クラスに馴染めないマナ。
趣味も好みも何一つ合わないのですが
不思議とお互い自然体でいられて、気付けばいつも一緒に行動するようになっていました。
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