天使にまつわるエトセトラ 〜40歳で母になりました〜

潜入!不妊専門医院

病院へ行ってまずびっくりしたのが、明らかに私より若いであろうと思われる20代後半〜30代前半の女性や、お子さん連れの方が沢山いたことだ。もちろん、私と同年代かそれ以上と思しき方も沢山いたけれども。

え?ここ、不妊治療の病院だよね?
普通の婦人科っぽくね?
ってか、待合室に子供がいるのは何故だ??お子さんいるなら「不妊」じゃなくね?

色んな疑問が、頭の中をぐるぐる回る。

治療を進めていくうち知識も増え段々と分かってきたのですが、一人目は自然に授かったけれど二人目がなかなか出来ない、いわゆる「二人目不妊」や、若くても夫婦生活自体が破綻している「セックスレス」など、現代の夫婦は、一見問題無さそうに見えても他人には言えない問題を抱えている事も多い。そんな縮図が、病院の待合室に現れていた。

まぁ、私の場合は、「子どもはまだいいや〜」と調子に乗って30代を謳歌した結果、完全に乗り遅れたパターンなのですが。←救いようがない
だってー!学生時代からテストは一夜漬けでなんとかなってきた(してきた)タイプなんだもんー!ラストスパートかければイケると思ってたーーー!!←本当に救いようがない

※そんな私の根拠のない自信はこの後の3年間で粉々に砕かれます。

さて、ここのクリニックでは、お医者さんの初診の前に、まず「不妊カウンセラー」なるお姉さんの問診があります。
この問診で、上記のような(もちろんオブラートには包んだが)脳内お花畑っぷりを披露したところ、お姉さんは絶句してしまったのです。

心の叫びが聞こえるようでした。
「この人、37歳にもなって、なに悠長なことを、、アホじゃないか!?」

ええ、アホです。
それも、救いようのない(涙)。
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