恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!
「あー。うんまぁ。似たようなもんで…小さい頃から…ってヤツなんだけど…」

そしてはぁっ…とため息をついた。

「女って…理解できねぇ…」

「まぁ、俺の場合は…っていうより…焦ってるというか…」

「はぁ〜〜…」

2人でシンクロため息ついた。

コイツ…もしかして俺とおんなじ系の悩み抱えてるんだろうか?

中学の時の小笠原を思い浮かべてみる。

試合のたびに女が押し寄せてたグランド。
その中に今の悩みのタネの女がいるんだろか?

「高崎くーん?」
「小笠原くーん?」

ん?
なんか違和感感じる。
いや…そうだ。確かに違ってた。

「お前、中学の時の小笠原じゃなかったろ?」

そうだ。だからわからなかった。
なんだったかな。けど、2文字の苗字だった気が…

「あー。バレた?」

そしてペロッと舌を出した。

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