お願いだからそばにいて
「桜、本当にいいんだよな?」
「う、ん」
「がんばれー」
奏も愛梨も私を応援してくれた。
自分が頑張るわけじゃないけど、嬉しかった。


 

「頑張るよ、私」






手術の内容は先生が教えてくれた。
私を担当してくれているこの病院の先生は本当に優しくて、説明も分かりやすい。
昔、骨折で入院した病院の先生なんて、扱いも雑だし説明も雑だった。
「では、手術を始めます」
台に寝かされて全身麻酔をかけられた。
そのうち、記憶が曖昧になっていった…。
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