エリート弁護士は独占愛を刻み込む
彼は刑事事件を専門に扱っている。
黒髪でウルフヘアの涼太さんは、クールで硬派。
三人とも性格はバラバラだけど、みんな有能で仲がいい。
彼らは大学卒業後すぐに受けた司法試験に優秀な成績で合格し、法曹界からは栄光の世代と称えられている。
「お前本当見境ないね」
涼太さんの発言を受け、恭吾さんは晶さんに軽蔑の眼差しを向けた。
「綺麗であれば性別なんて関係ないのよ」
開き直る晶さんを見て引いてしまう私。
「うわー、晶さん、お願いですから犯罪者にはならないでください。ちゃんと相手の同意は得なきゃ駄目ですよ」
晶さんに説教しようとしたら、恭吾さんがポンと私の肩に手を置いた。
「葵、早く行かないとチョコが売り切れる」
このショコラ王子め。
どんだけチョコが大事なのよ。
「はいはい、わかりました」
溜め息をつきたいのを堪えながら返事をして恭吾さんと一緒に事務所を出る。
「葵」
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