エリート弁護士は独占愛を刻み込む
きゃー、やっぱり怒ってる!
そう、事務所のみんなには言っていないけど、私は恭吾さんのおうちに居候している。
家事は私の担当。
鍋をリクエストするなんて面倒な。食材買うのが大変だよ。
スマホの画面から顔を上げて彼を見れば、悪魔のように意地悪く微笑んでいる。
その顔を見て背筋が寒くなった。
夜こき使うってなにする気なんですか、恭吾さん。
怖いですよ。


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